Profile
大学でのおむつ博士の平松園江教授と、卒業後、子供服のファミリア品質管理室に勤務、2016年NHK朝の連続小説「べっぴんさん」のモデル坂野惇子専務(当時)からの学びが後の商品開発へとつながりました。
県立福岡女子大学で
大学では、‘70年代当時、布おむつのカバー材はウールが最適と布おむつ内の細菌の研究で実証され「おむつ博士」として有名な平松園江研究室で、科学的な物の見方や界面活性剤や繊維について知識を深めました。
子供服のファミリア品質管理室勤務
神戸の子供服の「ファミリア」品質管理室に勤務。当時、2016年放送のNHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」のモデル坂野惇子様が専務としてバリバリ働いておられ、商品に対する厳しく誠実な姿勢と、従来の商習慣ではなく、ご自分のやり方を通した、というお話が印象に残っています。出産を機に4年半勤務して退社しました。
退職後
子育てとともに自宅で学習塾を始めます。当時、入浴時に肌がヒリヒリすることがあり、ナイロンタオルは肌を傷めることが新聞等で話題になっていたので、肌を傷めないタオルを使いたい、と試作を始めました。肌の弱い方でモニターをくり返し10年ほどして「あわみん」が誕生しました。
特許取得
あわみんの構造がほぼ決まった頃、メーカーで開発業務をしている夫が何件も特許を取得しているのを見て、浴用タオルで特許が取れるかも知れないと、夫に申請の仕方を習っていたところ、(一社)全国発明婦人協会の存在を知り、入会して特許申請のやり方を学び、(一社)発明協会の相談窓口でも相談させていただき、特許を取得することができました。その後も、寝具関係等の特許など7件を取得しました。(一社)全国発明婦人協会は2017年に56年間の活動を終了しています。
